「FXを始めてみたいけどなにからやれば良いのかわからない…」
「FX専門用語がよくわからない」
と悩んでいませんか?
今回はそんなFX初心者の方のためのFXステップガイドを作成しました!
- FXを始めたいけど何から始めたら良いのかわからない人
- FX専門用語について知りたい人
- FXのリスクについて知りたい人
- FXで稼ぎたい人
この記事を読めば、安心してFXトレーダーとしての第一歩を踏み出せるようになりますよ!
FXを始めるための4つのステップ
まず、FXのはじめ方についてお話しします。
未経験の方がFXを始めるためには、以下の4つのステップを踏む必要があります。
- FXの基本的な仕組みをマスターする。
- FX会社で口座開設をする。
- 口座開設が完了したら、少額から入金して取引を開始する。
- スキルを磨いて稼ぐために学習を続ける。
それでは、まずステップ1である「FXの基本的な仕組み」について説明します。
FXの基本的な仕組み
FXを始める方は、以下の9つについて学ぶことから始めましょう。
- FXの仕組み
- 円安と円高
- 差金決済
- レバレッジ
- 取引単位
- 取引時間
- 手数料
- スワップポイント
- ロスカット
- FXのリスク
これらについて理解が足りない場合、すぐに学習を始める必要があります。
この記事では、これらのポイントを詳しく解説していますので、ぜひマスターしましょう。
次に、FXの説明に移ります。
FXとは?2つの国の通貨を交換する取引のこと
FXとは、2つの国の通貨を交換する取引です。
例えば、日本の円を米ドルに両替したり、逆に米ドルを日本の円に両替したりします。
海外旅行の場面を想像するとイメージしやすいかもしれません。
具体例として、日本からアメリカへの旅行を考えてみましょう。
この際、日本の円をそのまま持って行ってもアメリカで使用できません。ですから、米ドルに両替が必要です。
1万円を例にとると、為替レートによって米ドルに換算されます。
例えば、1ドル100円の為替レートならば、1万円は100ドルになります。
しかし、後で日本へ戻す場合、為替レートによって価値が変動します。
もし為替レートが1ドル120円に上がった場合、100ドルは1万2000円になります。
この価値の変動を利用して利益を得るのが、FXの基本の仕組みです。
つまり、為替のレートの変動を利用して稼ぐのです。
円高円安
それでは、次に円高円安について説明します。
円高円安とは、円の価値を示すものです。例えば、海外で1個のミカンを買う場面を考えてみましょう。
為替レートが1ドル100円の場合、100円支払えばミカンが1個買えます。
もし為替レートが1ドル120円に上がるとどうなるでしょうか?
100円ではなく、120円支払わないとミカンが1個買えなくなります。これは円の価値が下がり、円安と呼ばれます。
逆に、為替レートが1ドル80円になれば、元々100円だったミカンが80円で買えるようになります。これは円の価値が上がり、円高と呼ばれます。
初心者がつまずきやすいポイントは、この円高円安以外にも、ユーロドルやポンドドルなどさまざまな通貨ペアが存在し、どの通貨を買い、どの通貨を売るかを理解することです。
また、FXは、安く買って高く売るか、高く売って安く買うかの2つの方法で利益を得ることができます。
差金決済
次に、差金決済について解説します。
FX会社にお金を預けて取引を行う仕組みは、多くの人にとって理解しづらいものです。
実際にFXを行っている人でも、差金決済についてはよくわかっていない人もいるかもしれません。
差金決済とは、FX会社に証拠金を預けることで行われる取引方法です。
この証拠金を使って、実際に通貨を売買するわけではありません。
取引で発生した利益や損失が口座に反映される仕組みです。
FXは現物取引とは異なり、実際に通貨を取引するわけではないため、差金決済という方法が用いられます。
個人投資家はFX会社に証拠金を預け、その証拠金を元に取引を行います。
例えば、ドル円の場合、1ドル100円でドルを買い、後で120円で売る取引を考えます。
その結果、2万円の利益が出れば、その2万円だけが口座に反映されます。
損失が発生した場合も、その損失が反映されます。
つまり、差金決済によって、実際に通貨を取引せずに、証拠金を使って売買を行う仕組みが成り立っています。
レバレッジとは?自身の資金よりも大きな金額を取引できる仕組み
レバレッジとは、投資家が自身の資金よりも大きな金額を取引できる仕組みです。
国内のFX会社では最大25倍までレバレッジをかけることができます。
例えば、今10万円をFX会社に預ける場合を考えます。通常の現物取引では、この10万円でしか取引できません。
しかし、FXの場合は前述した差金決済によって、10万円を元手に最大25倍、つまり250万円分までの取引が可能です。
よくある質問として、「レバレッジが25倍だから危ないのでは?」や「5倍や10倍に変える方法は?」といったものがあります。また、「レバレッジは借金なの?」という疑問もあります。
レバレッジは、取引数量、つまりいくらの金額を自分で取引するかによって決まります。
小さな取引数量で取引すれば、低いレバレッジとなり、逆に大きな取引数量を持つと、それに応じてレバレッジが高くなります。
ロット(FXの取引単位)
そして、FXの取引単位についても説明します。
FXでは、基本となる取引単位、ロットとも呼ばれるものが存在します。
例えば、スーパーで卵を買うとき、1パックに入っている卵の数が決まっています。
FXでも同様で、1ロット、または1万通貨や1万通過などの単位で取引が行われます。
例えば、ドル円の取引を考えてみましょう。
ドル円のレートが1ドル100円の場合、1万通貨は10万円となります。
レバレッジは自分で調整可能です。
例えば、1万通貨の場合、ドル円のレートが1ドル100円ならば、10万円で取引できることになります。
この計算によって、自分が預けた証拠金に対してどれだけの取引を行うかを求めることができます。
リスクをコントロールするために、取引数量を調整することが大切です。
取引数量を減らせば、レバレッジが低くなり、より安全なトレードが可能です。
レバレッジは高ければリスクが高まりますが、取引金額を減らしてリスクを調整することができます。
FXの取引時間
それでは、次にFXの取引時間について説明します。
FXは通常の株式市場とは異なり、週末を除く平日24時間取引が可能です。
例えば、株式市場では国内のマーケットが朝9時から夕方15時前までの時間に限られていますが、FXは月曜日の朝7時から土曜日の朝6時まで取引が行えます。
この特徴により、忙しいサラリーマンの方でも仕事が終わってから取引を行うことができ、副業にも向いています。
FXの手数料
次に、FXの手数料について説明します。
FXの取引手数料は実際には無料です。
FX会社に口座開設をしても手数料は一切かかりません。
ただし、実際には「スプレッド」と呼ばれる差額が取引手数料の代わりに発生します。
スプレッドとは、売値と買値の差を指します。
例えば、ドル円の取引で売る時のレートと買う時のレートの差がスプレッドです。
スワップポイント
次にスワップポイントについて説明します。
スワップポイントは、2つの国の金利差から生じる利息のことを指します。
FXでは異なる金利を持つ通貨を売買しますが、その金利差による利息をスワップポイントとして受け取ることができます。
長期運用でスワップポイントを狙って取引を行う方も多くいます。
FXのリスク
最後に、FXのリスクについて説明します。
FXはレバレッジをかければ利益が大きくなる反面、相場が逆方向に動くと損失も大きくなります。
レバレッジを高くかけるほどハイリスクハイリターンとなります。
しかし、一定の損失が発生した場合には強制的に損失を確定させるロスカットというシステムがあります。
ロスカットとは?自己資金以上の損失は発生しない仕組み
ロスカットとは、自己資金以上の損失は発生しない仕組みのことです。
投資家が損失を最小限に抑えるために使用されるリスク管理ツールの一つです。
市場が予想外の方向に動いた場合や投資判断が誤った場合に、大きな損失を被らないようにするために重要な役割を果たします。
資金管理やリスク管理を徹底することで、リスクをコントロールすることが可能です。
以上がFXの基本的な仕組みとなります。
これら9つのポイントを理解すれば、将来的に実際のFX取引を始めるための基盤ができるでしょう。
FX会社の口座開設
それでは、次はFX会社の口座開設について説明します。
まず、FX会社とは、FX取引を提供する企業のことです。
FXの口座開設は、銀行口座を開設するのと同様のプロセスです。
口座開設には手数料はかかりませんし、年間費や維持費もありません。
取引手数料自体はかからないのですが、スプレッドと呼ばれる実質的なコストが発生することに注意が必要です。
海外FX会社は危険?
FX会社には国内FX会社と海外FX会社の2つがあります。
国内FX会社は厳しい規制が適用されており、顧客の資産を別々に管理する必要があります。
海外FX会社の中には「出金できない」など、過去にトラブルが報告された例もあります。
海外のFX会社の口座を開設する前に、以前トラブルを起こしていないか、信頼性の高い会社か、口コミや評判が悪くないか、注意深く下調べをしてから口座を開設しましょう。
FX会社を選ぶ際のポイント
次に、FX会社を選ぶ際のポイントについてです。
まず、国内FX会社で金融庁に登録されており、資産が保全されている会社を選ぶことが大切です。
また、実質的な手数料であるスプレッドが狭い会社を選ぶことも重要です。
さらに、取引ツールやチャートが使いやすい会社や充実したカスタマーサポートを持つ会社を選ぶことも考慮すべきです。
特に初心者や資金が少ない方にとっては、小さな取引単位を提供する会社を選ぶことが有益です。
少額取引できるFX会社でオススメなのは、100円から取引できる、あんしんFX【松井証券MATSUI FX】です。
どのFX会社がおすすめかという質問に対しては、一つの絶対的な答えはなく、自分の取引スタイルやニーズに合った会社を選ぶことが大切です。
口座開設は無料で行えますので、複数口座開設してみて自分に合った会社を探すことをおすすめです。
まとめ
以上がFXを始める前に知っておきたい基礎知識です。
以下にざっくりまとめてみました。
- FXは2つの国の通貨を交換する取引であり、価値の変動を利用して利益を得る
- レバレッジを使って少額の証拠金で大きな取引を行うことが可能
- 取引単位はロット(1万通貨など)であり、レバレッジやリスクを調整するための重要な要素である
- FXの取引時間は平日24時間であり、週末を除いて取引可能
- FXの取引手数料は無料
- ロスカットによって自己資金以上の損失は防ぐことができる
- FX会社の選び方では規制、スプレッド、取引ツール、カスタマーサポートを考慮
- 国内FX会社と海外FX会社があり、信頼性の確認が重要
まずは口座開設して、余剰資金を入金して、少額から始めてみましょう!